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心療内科Q&A

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第5回 睡眠障害と睡眠薬

今回は睡眠障害と睡眠薬について、日頃よく聞かれることについて取り上げてみました。心の病やストレスにとって不眠はつきものです。どんな人でも全然眠れない日が3日続いたら参ってしまいます。睡眠は健康の維持、病からの快復にとってたいへん重要なものです。

睡眠障害とは具体的にどのようなものをいうのですか。
寝ようと思ってもなかなか寝つけない(入眠困難)、一度寝ついても途中で起きてしまう(中途覚醒)、あるいは眠りが浅くてよく寝た感じがしない(熟眠障害)、朝早く目が覚めてしまい、その後眠れない(早朝覚醒)といったタイプがあります。
睡眠薬は怖いというイメージがありますが。
呼吸抑制があり、沢山服用して自殺に使われたバルビツール系の薬剤を使用していたことがあります。この頃の暗いイメージを引きずっている人がいます。今は使われておりません。それから、薬物依存にならないかという不安のある人がいます。正しく使用すれば心配ありません。
ハルシオンは危険なので使われない傾向があると聞きましたが。
筋弛緩作用が強いので高齢者が服用すると、夜起きてトイレに行くときふらついて危ない、急に中断した時リバウンドを起こしやすい、記憶障害を起こすことがある、ハルシオンに代わる新しい睡眠薬がある、などの理由から積極的に使わない医師が増えてきたことは事実です。それから、ハルシオンは盗難に遭いやすい薬剤の一つであるので、管理に気を使うという事情から、まったくおいてない医療機関もあります。
ハルシオンの記憶障害とはどのようなものですか。
ハルシオンを服用して就眠し、いったん覚醒してまた寝た場合、その間のことを覚えてないことがあります。たとえば、いちど起きて腹が減ってラーメン食べて寝たが覚えてないといったことです。
睡眠薬の正しい使い方とはなんですか。
まず適応の判断です。今日、睡眠薬は先に挙げた睡眠障害のタイプによって選びます。入眠困難であれば超短期作用型あるいは短期作用型のものを、途中覚醒、早朝覚醒には中、長期作用型の睡眠薬を処方します。入眠困難のタイプの人が、長時間作用型の眠剤を服用しても全然寝つけないことがあります。あるいは、中途覚醒タイプの人が短時間型の睡眠薬を服用しても、すぐ寝つけるがすぐ起きてしまうこともあります。
処方された睡眠薬は必ず服用しなければいけないのですか。
眠れないから処方されているので眠れるのであれば無理して飲む必要はありません。今日はいつもより眠れそうだと思ったら、半錠にして飲むなどの工夫は耐性を避ける上で意味があります。担当の先生とよく相談しましよう。
どんな人が睡眠薬中毒になりやすいのですか。
睡眠薬を沢山あるいは長く服用すると誰もが依存になるというわけではありません。根底に人格障害(依存性、境界型、強迫性ほか)をかかえている人が多く、いくら眠剤を飲んでも満足せず、結果的には何種類もの眠剤を沢山服用することになります。
同じ眠剤を何年も続けて飲んでいる人がいますが心配ないのですか。
不眠症の人が適剤、適量を服用しているのであれば、とくに問題はありません。

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